本計画は、日本の環境配慮型建築技術とベトナム在来の建築手法を「水」というキーワードによって融合させ、熱帯都市での環境配慮型住居&カフェを実現させるものである。 |
ベトナムは稲作文化を生活基盤とした農村共同体が緊密な結びつきを培ってきた、水豊かな国である。また歴史的に多様な文化や思想を取込みつつ独自の文化を築いてきた。人口の半数近くが若年人口で構成されており、今後の発展を予感させる「若い」国である。ベトナム北部に政治の中心である首都ハノイ、南部に経済の中心であるホーチミン、そしてそのほぼ中間に主要な港湾都市であるダナンが位置する。本計画地のあるホイアンは国際空港を抱えるダナンから南へ25km下った所に位置し、ミーソンやフエ遺跡といった他の世界遺産へも近い。 |
「イネだんだんクソだんだん海は豊かなみんなのゴミ箱」 |
廣田桂子レポート |