ベトナムは稲作文化を生活基盤とした農村共同体が緊密な結びつきを培ってきた、水豊かな国である。また歴史的に多様な文化や思想を取り込みつつ独自の文化を築いてきた。ベトナムの人口は8,600万人(2008/07現在)で半数近くが20歳未満の若年人口で構成されており、今後の発展を予感させる「若い」国である。
ベトナム北部に政治の中心である首都ハノイ、南部に経済の中心であるホーチミン、そしてそのほぼ中間に主要な港湾都市であるダナンが位置する。本計画地のあるホイアンは国際空港を抱えるダナンから南へ25km下った所に位置し、ミーソンやフエ遺跡といった他の世界遺産へも近い。
多様な文化や思想を取り込みつつ独自の文化を築いてきたベトナムではコーヒー生産がフランス統治時代から始まり、現在ブラジルについで世界第二位の生産量を誇っている。また最近カフェが様々な人が一息つける場所として利用されるようになっている。
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