|
ホイアンに限らずベトナム全土が日射の多い地域であり、導入後の大きな効果が見込まれる、今後是非導入したい技術。特に隣家と繋がった住棟配置が特徴のホイアン都市部においては、単体としての建築計画に留まらず、まちづくり・都市計画等の広い視野での計画にこの技術を取り込むことができれば、さらに大きな効果が期待できる。 |
|
今回のU-caféプロジェクトにおけるバイオジオフィルター・ビオトープの導入は、あくまで一つの建物の中で循環を完結させるものである。これをモデルとし、多くの住居が同様の技術を用いるようになった時、集合体としての大きな池や林が形成されることとなる。結果、生物の住息環境が広く整い、多様な生物の営みによる空気、水、土などの循環・浄化が期待できる。 |
|
生活における排出物のうち多くを占めるのが汚水とゴミである。本プロジェクトでは水の循環を徹底させたことで汚水の排出は最低限に抑えられる。次にゴミの排出を削減しようとする時、コンポストに効果が期待できる。 |
|
ベトナムにおける電力事情は逼迫しており、今年度も停電が頻発している。2日に一度という頻度は経済にも影響を与えかねないため、早急な対策が求められている。インフラ整備を進めると同時に、使用電力を減らすことも避けては通れない。 |
「エコツーリズム」 |
|